2015-09-04 13:45:27
「リボ払い」というと、多くの人が「自分は使わないわー」って顔をします。とにかく普通の分割払いと比べて手数料の利率が高いので、たしかに普段はあまり積極的に活用すべきではないのかもしれません。
でも一方で「リボ払い」という名称は急速に広がり、カード会社も頻繁に利用を勧めてくるようになりました。「一体どういう人が使っているんだろう?」と不思議に思う方も多いかもしれませんね。
リボ払いを「便利!」と感じる瞬間があります。それは「次のカードの引き落としまでにお金を用意できない!」というときです。たとえば次のカードの支払が5万円で、1週間後だったとします。手元には2万円しかなく、収入の予定もない。さてどうします?
そんなとき「リボ払いに変更」するのです。すると支払額が5万円から、一気に1万円になります。もちろん5ヶ月近くにわたって毎月1万円を支払わなければならないわけですが、とりあえず今月はなんとかなりそうです。
このように、リボ払いは「本当に困ったとき」に使うと、そのありがたみを痛感します。手数料が高いといっても、5万円の手数料は3千円くらいで済みますから、それほど怖い額ではありません。
やめたほうがいいのは、リボ払いを短期間に何度も繰り返してしまうことです。こうなると支払いが恐ろしく長期になってしまい、高い利率に苦しむことになります。
信用ある大手クレジット会社でも普通に勧めてくるリボ払いが、そんなブラックな存在なわけがありません。使い方さえ間違えなければ生活が便利になるのは、クレジットカード本来の意義と同じですね。